【経験談】新卒ベンチャーで良かったこと/悪かったこと

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今回はシンプルに新卒でベンチャー企業に就職して良かったこと/悪かったこと、を経験談をベースにお伝えします。

周りから「新卒でベンチャーは辞めとけ」「ベンチャー入った方が成長するよ」と天使と悪魔の構図のような囁きで悩んでいる方の一助になれば幸いです!

(あくまで、筆者の経験談ベースでの記載になりますこと、ご了承ください。そして、個人的には結果的に「自分」としては入ってよかったと思っています。)

新卒ベンチャーを選択して良かったこと!

新卒で、ベンチャー企業を選択して良かったことは下記の3つです!

なお、いずれも進行中ですので、過去形では無く、進行形の書き方になります。(つまり、入ってから今日まで、継続して感じられているメリットになります。)

  • やりたいこと、が見つかる
  • 会社が大きくなることを体感できる
  • 経営に近い、を実感できる
  • チャレンジが存分にできる

やりたいこと、が見つかる

ベンチャー企業への就職の最大のメリットは自分がやりたい仕事が見つかる、だと個人的に思います。

一般的な企業に入社した場合のステップとして、入社→研修→配属、というフローになるかと思います。だから世の中に上司ガチャ、配属ガチャという表現が生まれるのかな、と思います。

では、ベンチャーの場合はどうなるのか、と言いますと研修(という名の実務)→やりたいことを選択、になります。配属先を人事の方が決める、というよりは本人の意思と、研修期間の対応で決まっていくイメージです。

なので、例えば営業やりたい!企画やりたい!を実際にやれる、自分の仕事にできる点はメリットだと思います。

また、自分は何に向いているんだろう?と悩んでいる方も研修期間に一通り経験できるので、自分のやりたいこと、を見つけることもできるかも知れません。(ここに関してはベンチャー企業に入ったから見つかる、ということは無いかも知れませんが、、、)

実際に、筆者自身の経験では、実は入社前までは営業は嫌だな、と思っていました。本心ベースで言えばやりたくない仕事が営業、と考えていました。

しかし、実際にやってみると筆者としては最も楽しくできた業務内容が広報と営業で、現在も進行中で営業を中心に業務をしている、という状況です。

当然、配属ガチャで実際にやってみたら思ったより自分に合っていた、というケースもあると思いますが、ベンチャーの場合は自分自身でこの仕事が楽しい!合っている!と思ったうえで選択しているので、自分で決めたことをやっている、となるので仕事が嫌になりにくいのかな、と思っています。

会社が大きくなる、を体感できる

これは、ベンチャー企業に新卒で入るのはアリか?ナシか?でも記載した内容と一部重複しますが、会社が大きくなる、を内部で実感することができます。(そして、上手くいったら物事を見る目がある、フリができます。)

これは、ベンチャー企業に入社することでしか得られない(必ずしも新卒である必要は無いかも知れませんが)経験だと思います。

実際に正社員の数が3名だった時、と社員数が15名~20名になった時で会社の雰囲気も変わっています。(実感値としても、社員1人1人の距離感であったりとか、一緒に仕事したことが無い人が出てくる、子供が産まれた!結婚する!マイホーム買いました!といった社内メンバーのライフステージの変化などなど)

こういった社風の変動の実感を味わうことができます。(筆者の場合は、最初の人数も極端でしたので特に、というケースかも知れませんが。)

また、直近でよく聞く話としては、社員数が20人→50人のタイミングでも、大きく社内の雰囲気が変わることがある、とも聞いています。(まだ未経験なので楽しみだな、と感じています。)

その他にも、会社の規模拡大に伴って、それまで本業としていたこと以外の事業も開始する、新規事業の立ち上げを見ることができたりする、といったことも会社が大きくなることで会社全体としてチャレンジする余力が生まれているんだな、という実感を得ることができます。

経営に近い、を実感できる

これはベンチャー企業が、という話では無く、従業員規模の小さい会社であれば感じることができるのではないか?と思います。

人を採用しよう、この案件を受けよう、今期の成績はこうだった、が1つ1つ身近です。

例えば、会社の売上が○○円でした、という話に対して自分個人が会社の何パーセントに寄与できているのか?自分は黒字なのか?が身近です。(会社の規模が小さい分、プロジェクトも大きくないため、自分がいくら売り上げていて、それが会社の何パーセントを占めているのか?の感覚がリアルに感じることができます。)

その他にも、やはり会社の規模が小さい分、代表・社長・エースと一緒に仕事をすることができる、取引先の企業の社長さん、代表さんと会うことができるため、経営者はどんな目線で、どんな考え方をしているのか?をリアルに実感できることができます。(この結果、筆者は自分は社長にはなれないなー!と思うに至りましたw、人を雇うということはとんでもないことだな、と。)

チャレンジを存分にできる

最後に、筆者自身が最大ベンチャーに就職して良かった!と心底感じていることは、チャレンジを存分にできること、です。

確かに、ベンチャー企業に就職することで出来ないことも当然あります。(国のプロジェクトとか、世界を変える、とかに携われるのは本当に難しいと思います。)

でも、チャレンジへの許容レベルは尋常ではないです。そして、失敗への許容度も実は大企業よりもベンチャー・中小企業の方が圧倒的におおらかだと思います。

筆者の代表と話していたことですが、1勝4敗でもいい、1勝5敗でも、1勝10敗でもいい、1勝すれば勝ちだよ、と言っていました。

大企業に勤めた友人の話しでは、やはり出世するには失敗しないこと、粛々と求められた成果を出し続けること、と比較するとなんておおらかなんだ!と思います。

なので、これワンチャンあるかも?と思ったらチャレンジできます。(逆に、粛々と働く人にベンチャー企業は優しくないと思います。)

おまけとして、筆者も1つ勝ったかも。。。?をつかみかけてますが(あくまで掴みかけ、です。)、それをつかむまで3年くらい放牧されてました。(2年目の終わりくらいに、よく何も言わないでくれているな。。。と思いながら働いてました。)

究極、0→1がしたいです!なんでもいいです!とにかく会社でいままで無かったものを作り上げたいんだ!と思っている方は是非、ベンチャー企業を検討してみて欲しいな、と思います。(筆者は別に0→1したかった訳じゃないんですけどねw、憧れてはいましたが。)

新卒ベンチャーを選択して後悔していること

ここからは、後悔していることを書いてみようと思います。ただ、究極これは無いものねだり、というやつです、間違いなくw

  • 大企業に憧れる
  • 自分の価値を誤認する
  • 同期がいない

1つずつ解説していきます。

大企業に憧れる

ベンチャーに入ってよかったこと、で少し触りましたが、大きい仕事・プロジェクトと巡り合える機会は圧倒的に少ないと思います。

こればかりはチャンスの数が小さい、とも表現できるかも知れません。規模の経済というやつですね。

そして思うんです、大企業に行ったらこんな大きなプロジェクトばかりに携われるのかな?きっと楽しいだろうな、世の中が動いたりもするのかな!と。

そして、転職するか?と思ったりします。はいw

会社が小さいので、すぐにバレますがw(転職しようとしてる?もしかして、とw)

自分の価値を誤認する

これは、小さい会社に新卒で入ったから余計に感じます。

ベンチャー企業に就職すると、お給料は悪くないです。(成果を出せば払ってくれる企業さん、多いと思います。)

この結果、自分は優秀なんじゃないか?と誤認し始めますw

残念ながら、違います。その会社では貴重な人になれているかも知れませんが、社会全体で行ったらたいしたこと無いです。

今の自分が結構貰ってるなー!と感じれるならば、その会社にとって価値が高く、社会全体より相対的に高く評価してくれている可能性が高いので、そのままいましょうw

(わざわざ大変な競争しなくていいじゃないですかwww)

同期が居ない・少ない

これはもう、新卒ベンチャーを選択した人共通の想いでは無いか?と思います。

50人規模位のベンチャーで、新卒はおおよそ5人くらいです。これが数百人規模の会社であれば、20人とかいるわけです。

圧倒的に同期の数が違いますw(筆者の場合は同期0人ですのでw)

学生時代の友人と飲みに行った時に、「同期がさ・・・・」「同期に気になる子が・・・・」すごく羨ましいです。そして二度と手に入らないので、これが最大の後悔かも知れませんw

後悔していること、もっと色々書こうと思ったのですが、想定よりも少なかったので、結論筆者自身は間違いなく、ベンチャー企業に新卒で入ったことは後悔してないんじゃないかな?と思います。

おわりに

最後に、筆者からこれからベンチャー企業に新卒カードを切ろうとしている方へ(偉そうな)一言。

すごく楽しいから頑張って!

ベンチャー企業にするか、悩んでいる方へ一言。

占いで決めちゃえ!(筆者は占い行って決めました。尊敬できる女性の上司がいる職場がいいよ、と言われて、いまの会社へw)

よい就職活動になることを祈っています!

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